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長崎〜大阪割引きっぷで大失敗
姫路駅 2001年夏の事である。加古川に家族親戚が一同に会する機会が有った。
高槻から叔父がマイカーで、長崎から祖父と叔母がかもめと新幹線でやって来た。
さて、その帰りの事である。
長崎へ帰る二人を叔父がマイカーで姫路まで送ってくれる事になった。
私も同乗し姫路から新快速で神戸に帰る事にした。
姫路から高槻へ帰る叔父に神戸に寄って貰うのは悪いと思ったし新快速も姫路からなら楽に座って帰れるからだ。
車は姫路駅に到着。
まずみどりの窓口へ向かった。
JR100系こだま どうやら指定席で新幹線+かもめの切符だが座席指定は取っていないらしく汽車に詳しい私が取る事になった。
私は二人から切符を預かった、券面には「長崎〜大阪割引きっぷ」と書かれていた。
そして時刻表を見る。
時間柄エントリーしてるのはひかり岡山行きと新大阪発のこだま博多行きばかり。
事情を話しリクエストを聞くと時間が掛かっても良いから道中で乗換えが無いヤツがいい、という事でこだまで行く事にしたのだが満席、満席…。
念の為、岡山乗換えも尋ねたがNG。
あああー何て事でしょう!
もし、もしもですよ、事前に切符を拝見してたらですよ、叔父の車で新大阪まで送ってもらえば楽に帰れたんですよ。
高槻に帰る叔父なら新大阪に寄る位朝飯前、全ての列車が止まる新大阪で沢山の便からチョイス、最悪満席でも一本見送れば自由席に着席可。
新大阪に出たロスはひかり・のぞみの俊足で取り戻せる。
JR885系かもめ 「長崎〜大阪割引きっぷ」だったのはおそらく親切な長崎駅の駅員さんが、かもめ+新幹線の指定席で長崎〜姫路日帰り往復ならこの切符が安いですよと奨めてくれたのであろう。
姫路〜大阪間と指定席分をフイにしてしまった。
このペースだと長崎の終バスにも間に合わないのでタクシー代もかさむ。
二人を見送った後神戸へ向かう新快速の車内でずっと後悔し続けた。
何故気がつかなかったのだろう。
少ない鉄道ファンとしての出番だったのに。
全てが上手く行くように仕組んであったのに。
よーし、私は神戸一、いや、親族一のエンターティナーになってやる私が仕切った行事では絶対に誰にも嫌な思いをさせない今はまだ何も出来ないけど、世代交代の時は必ずやって来るその時までに経験値を稼いでエンターティナーになってやる。
…これが始まりです。
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