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R-TYPE FINAL | |
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R-TYPE FINALは2003年にアイレムからリリースされたシューティングゲーム。 ネットや携帯電話など新手のゲーム娯楽の急速な普及で家庭用ゲーム機が徐々に縮小していく中、R-TYPEシリーズの最終作と銘打ち登場した。 開発陣の引退などで何処もシューティングの新作を自社で賄うのは体力的にもキツくなってきたようで、外注で製作されるのが主流になりつつあった。 その後はグラディウスⅤのように概ね好評なものの大胆に方針転換してしまったものや、サンダーフォースⅥのように非常に残念なことになってしまったモノもあり、結果的に有終の美を飾ったアイレムの判断は今となっては正しかったと言える。 |
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オープニングは前作⊿(デルタ)の1面に似た都市を敵が襲っているところから始まる。 右下にキュービックのようなシルエットの路線バスが見える。 その手前をスーパーハイデッカーの高速バスが画面右から奥へ右折しながら横切る。 京成バスっぽいカラーリングのようだが暗くてよく見えない。 |
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高速バスの後姿のシルエットに現行セレガかガーラの特徴であるリアウイングが確認できる。 |
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他にも4tのフォワード?のようなトラックも一瞬映る。 しかしこの位置に案内標識があると奥の信号機が確認しにくいんじゃないだろうか。 |
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各ステージの出だしではポエムのような一文が流れる。 R-TYPEのネタ絵なんかを創るときはこの文を改変したものを添えるのが真のR-TYPERである。 |
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3面は現代とさほど変わらない都市が舞台。 全体のテイストは前作の1面に似ているので同じか近くの街かも知れない。 |
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前作の1面の背景にも出てた橋。 |
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街を襲う戦艦に接近すると視点がX軸方向に回転し上空から見下ろすようになる。 このシーンではいくつかの砲台は必ず破壊しないと押し潰されてしまう。 当然ながら破片は地上に降り注ぎ、被害の拡大に加担してしまう。 |
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その後通常のアングルに戻った後は巨大戦艦お約束の下から見上げて圧倒するシーン。 |
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交差点に差し掛かるところで今度は戦艦を中心にY軸方向に回転する。 |
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このパニックの中、整然としているクルマやバスが見える。 前作⊿(デルタ)と異なり左側通行になっているのが分かる。 路線バスとトラックが左車線、高速バスが右車線を走ってたりと芸が細かい。 |
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奥に先ほど通ってきた通りが見えると、砲台を破壊して破片を落下させたところが大惨事になってしまっている。 そこを4~6tクラスの消防車6台が右から左へ颯爽と横切っていく。 まっすぐ奥の現場に向かわないのはこの大通りが渋滞してて到達困難なのが分かってるから回り道してるのか、それとももっと被害の大きな現場があってソッチへ向かってるのか・・ |
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そのあと装甲の薄い部分を引っぺがし中心にある動力炉を破壊すればステージクリア。 戦艦全体から火の手が上がり徐々に高度が下がっていく中でフェードアウトしてしまうがおそらくそのまま市街地に墜落しこれまた大惨事になってしまったものと思われる。 この他1面とBルート最終面に道路が見えるが、完全に廃墟になっていてクルマなどは見当たらない。 あと次の4面の研究設備の全体構造は海遊館の巨大水槽棟ソックリである。 |
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松任にあるアイレムは実は作品中にご当地ネタを仕込むのが定番でして、R-TYPEにおいてもそれは見られる。 全101機もの自機の中には俗に言う「イロモノ」枠があり、ハクサン・アサノガワ・ケンロクエンが居るのだ。 言うまでもなく松任近辺の名所旧跡である。 鉄道ファンなら白山といえば489系を思い出しても構わないが、残念ながらカラーリングは全くそれっぽくない。 同社のエイプリルネタなどから察するに白山の麓に輝く加賀コシヒカリの黄金色の稲穂をイメージしたものと私は勝手に推測している。 |
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ハクサンの上位機であるアサノガワはこじつければ北陸鉄道線の電車に見えなくもない。 |
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この系統の最上位機であるケンロクエンはこれまたこじつければ現行の北鉄バスに見えなくもない。 |
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この3機の特徴とも言える波動砲のパワーで高速で超硬質の杭を打ち出して攻撃するパイルバンカー。 ボトムズなどでは漢(オトコ)の武器と称されるパイルバンカーもこのゲームでは決して使い勝手はよろしくない。 |
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これを電車の密着連結器のところに取り付けて倒木や踏切に立ち往生した車などを粉砕してはいかがだろうか。 |
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