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シークレットの出現率と考察・ソートの傾向と対策 | ||||||||||||||||||||||
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ワーキングビークル・トラックコレクションのお楽しみの一つ、シークレット。 コレクター魂を悩ませる厄介な存在ですが、当たった時の喜びは格別です。 今回はそんなシークレットについてですが、幾つか注意点を。 ココだけでなく全てに言えることなのですが念のため。 メーカーはシークレットの封入率、ソートについて一切公表していません。 よって私自身や友人・知人の経験、及びネット上で集めた情報を元に構成しています。 100%の正確さを保障する訳ではありませんので、ご了承ください。 以上をご理解の上、ご覧下さい。 |
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まずは単位の解説から。 単品1個が12個箱に入った状態を1BOXと呼びます。 通常はコレを陳列し1個づつの販売を行う他、大型量販店などではBOX単位でも販売しています。 また通販は殆どが1BOX単位です。 1BOXが5BOX段ボール箱に入った状態を1カートンと呼びます。 製造元から販売店までの輸送はカートン単位で行われます。 大型量販店や専門店などではカートン単位でも販売しています。 シークレットはこの1カートンにWVは1台、トラコレ・トレコレは2台が封入されています。 従って写真のWV8の場合、1個単位で買うと60分の1、1BOX単位で買うと5分の1の確率でシークレットが出る計算になります。 ちなみにバスコレの様にシークレットが2種類ある場合は各1台ずつ計2台が別々のBOXに封入されています。 2007年2月現在、WV・トラコレ・トレコレには1シリーズに2種類のシークレットが出現したことはありません。 これはWV8の例です。 シリーズによって1BOXあたりの個数、1カートンあたりのBOX数は異なりますので当然シークレットの出現率も変化します。 1BOXが何個入りかは公式サイトでも知ることが出来ます、というより種類数=個数なのでおのずと分かってきます。 (街コレ第5弾のように一部例外有り) 1カートンが何BOXかは通常発表されていません。 専門店の通販サイト等ではカートン売りしているところもあるので覗いてみるといいかもしれません。 また、模型屋の店頭でメーカーから販売店向けに発信している注文書をプリントアウトして新製品紹介として貼っている所もあります。 余計なお節介かもしれませんが、気の合う友人・知人と一緒にコレクション物を買いに行く時は常時6BOX以上が山積みになってるような量販店に行く事をお勧めします。 5BOX以下だと理論上どちらか片方しかシークレットが出ないからです。 やはり二人ともシークレットを引き当てる期待を持って購入したいですもんネ。 |
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1BOXでの販売はあくまで1個×12という扱いで、両方とも同じバーコードが印刷されています。 量販店の「1枚で1品に有効」といった割引券は1BOX買う際12枚必要になるということです。 ちなみにWVは一応Bトレインの姉妹品という位置付けですが、最近はすっかり独走している感があり「Bトレイン全品25%引!」といったセール時にWVを含むかは店によってまちまちのようです。 既にWVはBトレインの姉妹品ということを忘れてる(ないしは気付いてない)店も多いようです。 |
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この扱いはTOMYTECも同様です。 セール時に「TOMIX・KATO・マイクロエース全品25%引!」といった表示の時はコレクションシリーズは大抵対象外です。 「TOMYTEC・KATO・マイクロエース全品25%引!」といった表示の場合はコレクションシリーズも含めてるようです。 それはそうと鉄道模型のセール時には大概「一部製品を除く」という表記がちゃっかり付いてるもんです。 昔は超高級コントローラー、KATO・ECS-1やTOMIX・S2-CLの事を指していることが多かったんですが、最近はコレクションシリーズのようなアイテムも含んでるようです。 |
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新品未開封の1BOXを購入すると1種類1台ずつ入っていて通常品12種類が揃い、ノーマルコンプリートとなります。 シークレットを引き当てると当然引き換えに通常品どれか1種類が欠け、セミコンプリートとなります。 不足分を買い足した末、全13台が揃うとめでたくフルコンプリートとなります。 ただし同じ12個でもバラ売り分の場合、店が6個づつ残った2BOXを一まとめにしたかもしれないのでダブりを引く可能性が高くなります。 無論理想は全シリーズフルコンプリートですが、予算その他の事情(スペースや仕事・勉学等)を考慮し無理なく集めましょう。 こんなサイトやってる私もシークレットは3割程しか持っていません。 |
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しかし、稀に1BOXに同じクルマが2台入ってることがあるようです。 これは私もWV1弾で体験しました。 その時欠けた佐川プロフィアのお陰で、未だにノーマルコンプリートを達成していません。 また、ごくごく稀に1BOX12個全て同じクルマが入ってることがあるようです。 流石にコレは体験してません。 コレは事業者がイベント等で販売するためにこしらえた特別BOXが何らかの形で流出したものだと思われます。 私の身近だと山陽電鉄の駅や売店でバスコレ第7弾の山陽バス・ノンステエルガ(内容は通常品と全く同じ)が販売されました。 |
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次にBOX買いしてシークレットを引き当てた事により欠けてしまうクルマについてです。 トラコレ・トレコレはシークレットを引き当てた事により欠けてしまうクルマが決まっています。 当然通常品ながら出現率が若干低下するので「逆シークレット」と呼ばれています。 逆シークレットになるクルマはシークレットに関連するクルマになるようです。
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トラコレ・トレコレではシークレット・逆シークレットになるクルマは人気のある事業者が多く、開封売り等でもボチボチ高騰する事が多いようです。 昔のバスコレのメーカー塗装や護送車とか遊び心があって良かったんですがネ。 スゴかったのがバスコレ第8弾で、「西工・西鉄・夜行」というハッピーすぎるスペックの持ち主「はかた号」がかなりの高値を記録しました。 Nゲージパーツメーカーから通常品をはかた号に改造するデカールが出たほどです。 地方によって価格に差が出る事もあり、例えば大阪の開封売りの店では鉄コレの新潟交通(シークレット)が南海(通常品)よりも安く売られていた事もあります。 |
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WVの逆シークレットについては長らく謎だったのですが、第8弾でめでたくシークレット2個を引き当て、真相を突き止めました。
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どうやらランダムのようです。 と、判ったのはイイのですが・・ 見事に欲しいマシンをハズしてますナァ・・ ちなみに第8弾の2BOXは同じ店で買ったのですが常時6BOX以上が山積みになっている大型量販店なのでシークレットが2個出る事も有り得るわけなのです。 |
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最後はBOX内の配列、すなわちソートについてです。 初期のバスコレは全てソートが同じで、全国で人気のバスだけがゴッソリ無くなるという事態になったのはコレクション物の歴史を語る上で欠かせない事実です。 事情に詳しい販売店は対策として中身をシャッフルしてから陳列に出し、現在でも念入りな店では継続しているようです。 さて、現在は本当のトコロどうなっているのでしょう。 私が過去に2BOX買ったシリーズの場合、 トラコレ1・2・3、トレコレ1・2=ランダム。 WV3=配列は覚えてません御免なさい。 WV7=ランダム。 WV8=ランダム、2つのシークレットの位置も異なる。 |
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トラコレ・トレコレの場合、逆シークレットが決まっているのでおのずとシークレットの位置もランダムになります。 WVの場合は逆シークレットが決まってないものの、第8弾でシークレットを2個引き当て、位置が決まってないのを確認しました。 つまり総じて結論は「全てランダム」って事です。 こんなトコまで長々と読んでいただいたのに結局大した情報を提供できなくてすいませんネ。 皆様のコレクションが充実する事を心からお祈りいたします。 |
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最終更新 2024/01/26 | ||||||||||||||||||||||
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