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Nゲージ・グリーンマックス10系寝台急行列車+マイクロエースC58「急行大雪」

急行大雪は古くから道東を代表する列車として知られる名急行です。
全盛期は数往復運転されていましたが最後は夜行1往復のみが残り、特急オホーツクに統合されるまで長きに渡って活躍しました。
グリーンマックス・寝台急行列車5両セット(#103)のキットをベースにデビュー時に1往復存在した函館発着編成(北見−網走間は普通列車)を再現。

機関車1両+キット5両セット+キット単品7両の13両編成という北海道を横断する列車に相応しい大所帯です。
にもかかわらず同じ形式が2両とないというバラエティに富んだ編成となっております。
なお資料が乏しくネットでも書籍でもどうしようもなかった部分は想像で補っていますので100%正確な編成とは限りません。

塗装

ボディ

  • ジェイズ33・ぶどう色2号(茶)
  • ジェイズ22・青15号(青)
  • GMカラー9・ねずみ色1号(B寝台・普通車・食堂車の貫通扉)
  • GMカラー37・京阪ライトグリーン(A寝台・グリーン車の貫通扉・帯)
  • GMカラー37・白3号(洗面所窓・オユの明かり窓)
  • ガンダムマーカー12・ガンダムメカグレー(Hゴム)
  • ガンダムマーカー05・ガンダムシルバー(アルミサッシ)
  • タミヤペイントマーカーXF-1・フラットブラック(A寝台上段の明かり窓)

屋根

  • GMカラー35・ダークグレー(マニ・屋根本体)
  • GMカラー9・ねずみ色1号(マニ・ベンチレーター)
  • GMカラー8・銀(B寝台・普通車・オユ・オシ)銀→つや消しクリア→半光沢トップコートの順に塗って若干くたびれた感じを表現しています
  • Mrカラー40・ジャーマングレー(A寝台・グリーン車)

床下

  • Mrカラー92・セミグロスブラック
  • GMカラー9・ねずみ色1号(寝台車・グリーン車の冷房用発電機)

反射板

  • タミヤペイントマーカー89007・光沢赤

難易度

★★☆☆☆ 塗装

  • 基本単色なのでグリーン帯とアルミサッシさえクリアすれば簡単です。市販品だけで正確な色で完成しますので調色の必要もありません。

★☆☆☆☆ 組み立て

  • ほとんど素組みなので簡単です。初めて金属パーツにトライする方にもお勧め。

★★☆☆☆ レアリティ

  • 特に単品は流通に波がありますが揃えるのは難しくありません。

C58-98

マイクロエース製。
実車は北見機関区所属で、オホーツク海に面した過酷な路線を走破するための氷柱切りが特徴の極寒冷地仕様です。
C58はヘッドマークを装備したことがないようですが寂しいのでDD51用のヘッドマークをシールに印刷してモリヤスタジオの余ったヘッドマークに貼って取り付けました。

マニ61-2223(茶)

単品のものです。
荷物車マニ60の北海道仕様であるマニ61です。
機関車の次位に連結するので車掌室側はアーノルドカプラーにしています。

オユ10-1003(青・非冷房)

非冷房に蒸気暖房が追加された1000番代としました。
単品のものです。

ナハフ11-10(青)

緩急車ですがオユ10の隣の中間に入るので妻面には特に何もしていません。
単品のものです。

ナハ10-37(茶)

ナハフとはドアや洗面所窓が異なる初期のものなので茶色としました。
単品のものです。

スロ62-2021(青)

5両セットのものです。
頑丈な構造のおかげで旧型客車終焉まで生き残って多くの優等列車を経験した形式ですので編成モノの完成品で買ってご存知の方も多いでしょう。
後から登場した10系ナロ10・オロ11はその軽量構造が災いし物凄い速さで腐食して早々にリタイヤしてしまったため古いはずのこちらが有名になってしまったのです。
普通列車用客車60系から改造されたのですが当時最新鋭のTR50台車を履いており乗り心地はかなり良かったと思われます。
電気暖房が追加された2000番台としました。

スロ54-503(青)

単品のものです。
スロ64と似ていますがこちらはれっきとした急行型1等車として新造されたもので、古いながらも安定したTR23台車を履いています。
北海道用の500番台としました。

オシ16-2003

単品のものです。
北陸トンネル火災で有名なオシ17の影で地味な存在のオシ16は長距離を走行する夜行急行列車に連結されたビュフェ車です。
当時の電車急行で流行だった半室ビュフェのサハシに似ていますが寝台の設置・解体時の待機スペースも兼ねているので全室構造になっています。
TR23台車を履き電気暖房が追加された2000番台としました。

オロネ10-508(青)

単品のものです。
A寝台で北海道用の500番台です。
オロハネと調和するように緑帯が巻かれた姿としました。

オロハネ10-502(茶)

単品のものです。
中央のドアが特徴のA寝台・B寝台合造車です。
閑散期のA寝台はこれだけで運転されていたようです。
珍しい合造車を強調出来るように茶色にA寝台の部分だけ緑帯が付けられた姿で北海道用500番台としました。

スハネ16-540(青)

5両セットのものです。
当時の最新技術で設計された10系は丸ごと新製しまくると高くついてしまうため余剰気味だった1等車などの足回りを流用して新しい車体を載せたので、全長がわずかに短くなっています。
北海道用500番台としました。

オハネ12-514(青)

5両セットのものです。
10系寝台車の基幹形式ですがバラエティ豊かな当列車には1両しか居ません。
北海道用500番台としました。

オハネフ12-503(茶)

5両セットのものです。
最後尾を飾る貫禄を魅せるため茶色塗装で仕上げました。
北海道用500番台としました。

グリーンマックス標準の台車でカプラーポケットがKATOと同じ形状なので車間を詰めるため編成両端を除く全てをカプラーポケット用KATOカプラー自連形に交換しています。
それでも最新のボディマウント式のTNやKATOカプラーよりも車間が開いてしまいますが走りは非常に安定しています。
せっかくデッキのドアが無い構造なのでオハネフはデッキを作り込んでKATOのブルートレイン乗務員を乗せています。
テールライトは削り落としてタヴァサのレンズ入り金属パーツを接着し、反射板も取り付けました。
渡り板と幌の断面も車体と同じ茶色に塗っています。
ダミーカプラーとジャンパ栓は同じグリーンマックスのマニ44で余ったものを流用。
ドア下にはタヴァサの旧型客車用ステップを追加。
台車に干渉しないように若干車端寄りに取り付けています。
荷物車・食堂車以外の全ての車輌にシールに印刷しただけのものですが自作のサボを取り付けました。
実物は恐らく「函館本線・石北本線経由」「北見−網走間普通」も併記されていると思うのですが可読サイズを考えて省略しました。
左右で異なるものを2種類用意して洗面所側が網走・デッキ側が函館になるように取り付けました。
客車はマイクロエースの12両のケースに入れていますが20m級用のためオハネフ・オハネ・オロハネ・オロネの4両はキツキツになってしまうのでこれらが上下左右に隣り合わないように収納しなくてはいけないので少し不便です。
説明書一式。
ステッカーとインレタは5両セットに豪華なものが付属しておりこれだけで12両分を賄うことができます。
5両セットのオハネフ・オハネ・スハネ・スロのT型ベンチレーターのランナーには精密タイプ(薄くて側面の通気口が抜けている)ガーランドベンチレーター も付いていて、ダサいタイプ(分厚くて側面の通気口は抜けていない)ガーランドベンチレーターしか付いてない単品マニ・オユ・ナハフ・ナハにそのまま流用 できるのでタダでディテールアップが可能です。
かなり長期に渡っていろんな店で買い集めたので単品のパッケージは4種類にも上ります。
左上からバーコードありでこのタイプのパッケージでは最終段階のもの、表記は台車330円なものの値上げ(消費税5%施行時)されてその旨のスタンプが押されたもの、台車330円時代のもの、値上げされた後のものです。
現在は緑色基調の新型パッケージに一新されています。
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