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JR-南紀周遊きっぷの旅・1日目 | |
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紅葉見頃の秋。 なのに今日は季節外れの南紀白浜を目指します。 新大阪発のくろしお1号に乗るんですが今7時15分なのに新神戸。 普通なら間に合いません。 まさか… |
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そう、豪快に新神戸〜新大阪一駅間だけ新幹線!! JR西日本を代表するのぞみ501号と入れ違いで ♪静かな湖畔の森の影から♪ 700系が参上。 アレレ、予想外に混んでます。 デッキで朝ご飯のパンを頂く。 |
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一瞬で新大阪に到着。 環状線直通ホームへ行くと既にくろしお1号がエントリーしてた。 是非展望グリーン車の最前列に座って展望席&豪華車輌のリポートと洒落込みたいトコですがこの列車は新宮行き。 私は途中の串本で降りるのでコストが合わずに今回は断念。 2000円チョイで白浜まで乗るか、4000円で新宮まで乗るかしないといけません。 それでは出発。 |
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自由席は2輌。 メッタ混んでる禁煙車に比べて喫煙車はガラガラ。 様子を伺うと煙草は吸わんが空いてるので仕方なく座っている人が多いみたい。 そして喫煙車にもかかわらず窓綺麗だゼ、さすが日根野クオリティー! |
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案の定走行中も殆ど吸っている人は居なかった。 そう、喫煙車も吸う人が居なけりゃ禁煙車と同じ。 折角だからレトロな灰皿を記念撮影。 JNRマークが無い… |
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串本に着きました。 | |
駅前で熊野交通のバス停を探す。 そういえば熊野交通って見た事ないけどどんなマシンなんやろ。 |
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チョット遅れ気味で潮岬行きのバスが到着。 って、思いっきり南海バスカラーですやん。 車内にも南海グループの広告が。 でもコンパスカードは使えません。 一緒に待ってたオバチャンが 「次のは新宮始発やからヤッパチョット遅いね」 って言ってた。 うーん、そこまで知っているとは、地元民に愛されてるバスなんですネー。 |
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さて、20分ほどで潮岬に到着。 | |
「猫が入るので開けっ放しにしないで」って書いてある。 ネ、猫?しかし一匹も居ませんでした。 |
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潮岬を一望できる名所、潮岬タワー。 | |
貸し切りバス駐車場。 両備バス、大阪バス、地元の明光バスという珍しい組み合わせ。 相変わらず両備バスはきちんと車止めをしています。 |
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お昼になったことだし、潮岬タワーで昼食。 名物の鯨ラーメンを頼んだ。 眺望のいい席は貸切バス客の予約席になってた。 他にも団体客が居たけど頼んだラーメンはすぐ出てきた。 素晴らしい。 勿論味も素晴らしい。 鯨なんて何年振りだろう。 |
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タワーに入ると本州最南端到達証明を貰えます。 | |
さっきのバスがタワー裏で待機している。 バスの右手に在る廃屋は何だろう。気になる。 |
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地球は丸い。 タワー屋上から実感できます。 |
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タワー3階にあったメガロシティ。 疾風魔法大作戦とバーチャファイター2だ。 |
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本州最南端の石碑。 | |
その奥にある断崖絶壁の展望台。 南紀白浜殺人事件とかいうサスペンスドラマが出来たらいかにもココで犯人を逮捕するか真犯人を明かしそうだ。 |
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周囲は美しいリアス式海岸。 犯人が悪あがきで逃走を図るとたいていこういう場所で刑事に追いつかれてどつきあいになる。 |
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それでは新宮行きで串本駅に戻ります。 ちなみに串本駅前〜新宮間は南紀周遊きっぷでは乗車できません。 |
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ああああ、何ー、なんてこった。 誰じゃ、JR様の高架にクルマぶつけたのは! 土曜の午後だからどうせアッホなよそ者マイカーだろうよクッソ。 慣れない土地へは公共交通機関を利用しましょう! しかし30分も遅れたら勝浦14時15分発の那智山行きバスに間に合わない。 ど、どうしよう… 時刻表を調べるとな、な、な、なんと、さっきココまで乗ってきた新宮行きのバス、そのまま乗ってたら勝浦に14時10分に着いてるではないか! 湖西線最高速アタック最速の国鉄381系とタメ張るなんて速いゾ熊野交通! |
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あとは381系の走りに賭けるしかない。 現在26分遅れ。 単線のきのくに線では回復運転は無理かと思いきや、大阪方面行きの対向列車が全て待避線に入ってくれてガンガン飛ばせる。 行き違いもスルーで通過、みるみる遅れが縮まり勝浦に到着。 なんと遅れは14分に! 待避してくれた大阪方面行きの対向列車に感謝。 しかしバスの発車まであと20秒、もう駄目か… |
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目の前でバスが秒単位で定刻通りに発車。 惜しかった…と思った直後、渋滞に引っ掛かった! そしてスグ先に次の「勝浦局前」バス停が見える! コレは奇跡だ!バスを走って追い越し、先回りして待ち構えて乗車! 381系の走りに応える事が出来た。 |
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那智山に到着。 参拝時間は30分…あっかん、広い、全て回るのは無理や。 |
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熊野那智大社です。 | |
こちらは青岸渡寺。 | |
清水寺のような大舞台があります。 | |
そして有名すぎる那智の滝。時間が無いので遠くから拝む。 周りに広がる紀伊山地の山々。 明日はコレを6時間半掛けて横断するバスに乗るゾ。 そして右下、レーザー砲が滝を監視しています。 …ではなく、NHKのリモコンカメラのようです。 そう「朝のニュース、今日のお別れの映像は、那智の滝の現在の様子です」 と言いながら映るあの映像、コレで撮影してたんですね。 |
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短い参拝時間を終え、熊野交通で勝浦駅に戻ってきました。 そういえばAM神戸ラジオで ♪喉に一番、黒飴、なーちーぐーろー♪ っていうCMが有るけどまさかココの那智の事? と、思ったら駅前の御土産屋で「黒飴那智黒」売ってる! |
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そして再び381系に乗って勝浦から白浜へ。 やはり禁煙車は混んでて喫煙車は空いてる。 というか他の乗客は2人しかいなくてしかも誰も煙草を吸おうとしない。 これでは禁煙車と同じである。 喫煙車の意外な一面を見た。 特急といえど地域で差があるんですな。 |
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白浜に到着。 | |
緑の窓口にあるチラシは同じJR西日本といえどさすが白浜、南紀地方出発のツアーとか企画きっぷとか見慣れぬ代物ばかりですワ。 おお、こないだ使った東六甲周遊パスのチラシが有るぞ。 |
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駅前の観光智地図。 | |
それでは本日のゾーンからの脱出は西日本JRバスで。 しかし何故かJR白浜駅は通らず。 近くの幾つかの停車場所を選択し、行かなくてはなりません。 よし、三段壁にしよう。 明光バスで向かいます。 |
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到着。 と、思ったら大阪行きのバス停の位置が暗くて分からず、探しているうちに来てしまった。 撮影が間に合わず車内のディスプレイで失礼。 乗客は途中の明光白浜BCまで私一人。 そして明光白浜BCから田辺駅前まではなんと狭い住宅街を走り抜ける。 |
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んで阪和道へ。 途中で休憩。 水銀灯にエアロバスのボディーが照らし出される。 |
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難波を経由、東京行きフライングライナーがエントリーしてた。 そしてネオン輝く大阪駅桜橋口に到着。 |
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山陽5014直通特急で明石の実家に帰って本日はおしまい。 二日目に続く。 |
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