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JR-南紀周遊きっぷの旅・2日目
さて、二日目の幕開けです。
早速早朝の直通特急で…って昨夜ココまで乗ってきた5014ですやん。
姫路から折り返してきたんやナ。
御堂筋線で近鉄難波へ。
まず大和八木までの乗車券を残額僅かのJスルーと新品スルッとKANSAIで購入。
続いて窓口はメタ混みなので特急券専用券売機でハープカード使って特急券を購入。
適当に次のにしたら名古屋行きの6号車が出た。
しかも停車駅が鶴橋の次は八木だけの甲特急!
ツイてるゼ!
空席状況は○だったのでガラガラなのかな。
ホームに降りると、おお、すっげ、アーバンNEXTとアーバンPLUSの12連が!
と思ったら次発のPLUSがフライングしてただけだった。
私が乗るのはNEXTである。
けっこう混んでるナー。
直前に買ったにもかかわらずこんな良い席が当たりましたヨ。
お、奈良京都ラッピング車だ。
発車後に流れたアナウンスは
「この列車の名古屋までの指定券は全て満席、売切です。指定券無しでご乗車頂いても座席を用意する事は出来ません!名古屋まで立席となります!」
何ですと?
するとこの席は八木から使う席を使い回してるのか。
さすが近鉄、一人でも、近距離でも大歓迎してくれるのか!
ってウッカリ寝てしまうと次はもう名古屋である。
八木から乗ってくる人も座席が変に温いと気分悪いだろう。
乗り過ごし防止を兼ねて到着6分前にリクライニングとカーテンを整え席を立つ。
大和八木に到着。
この中の誰かが私の為に席を空けてくれてたのである。
感謝してアーバンNEXTを見送る。
名古屋まで良い旅を!
さて、八木駅奈良交通バス乗り場に到着。
本日の主役、新宮行きの乗り場に来たが未だ30分前。
さすがに誰も居ない。
とりあえず案内所で5000円の奈良交通バスカードを購入。
発車10分前にハイキングに行くという中高年のグループが並んだ。
そして発車2分前にいよいよバス入場。
こんなノーマルな乗合バスがこれから6時間半掛けて紀伊山地を横断するのであります。
乗客は私以外はさっきの中高年グループだけ。
和気藹々で車内はツアーバスの雰囲気に。
ところで6時間半もしんどくないかい?
と思ったら途中3箇所で休憩があります。
そらそうだ、乗客はともかく運転士サンが持たへんワ。
始めの休憩ポイント、五条バスセンターに到着。
10分間の休憩である。
「向かいのスーパーで買い物すると間に合いませんのでご遠慮下さい」
ってアナウンスが最高。
中高年グループが新宿行高速バスの広告に見入っていた。
そういえばココが始発だっけ。
こないだ忍海で見たケイビーとの共同運行であるがなぜまたココが始発なのか…
つくづく奈良交通は不思議である。
それでは出発。
しばらくして早くも新宮発第一便とすれ違う。
八木9時始発に対し新宮は5時始発である。
新宮は八木に比べてダイヤが全体に朝に集中してるので泊りがけで無いと乗れないのだ。
二つ目の休憩ポイント、上野地温泉に到着。
名残惜しいがココで中高年グループと別れる。
20分の休憩である。
以前、大阪〜博多昼特急バスで途中20分休憩のサービスエリアできつねうどんを食べた事があるが、さすがにココは未知の土地なので冒険は禁物。
名所の吊り橋です。
なんかチェーン店でもないのに何処にでも有るんですね、ダルマ薬局。
更に、森永とサンキストの自動販売機が!
もちろん現役!
んんー、カオス空間だ…
発車前に五条行きのバスが来た。
区間運転なので小型車だ。
まるでバス版単線行き違いである。
それでは出発。
三つ目の休憩ポイント、十津川温泉に到着。
湖に架かるトラス橋をバックにシャッターを切ると…
超ナイスなタイミングで淡路交通のエアロクイーンが通過!!
奈良交通のマシンの他に十津川村営バスが居ます。
年式は古いもののピカピカに磨かれて大切に使われているようです。
機会があったら是非乗ってみたい。
それでは出発、目的地の熊野本宮までもう一息だ。
十津川温泉から一時間で熊野本宮に到着。
あと一時間で終点の新宮だがココでお別れである。
なんとバスカードはココでの下車時には読み取り出来なくなっているので乗車停留所を運転士に申告し手動で引き落とすのです。
どうやらバスカードは整理券100番を超えるとダメになるらしいです。
5時間半有り難う、新宮までご安全に!
さて、熊野本宮大社は何処かなー?って鳥居でかッッ!
出雲大社の参道口並だ。
JRバスのエアロクイーンが通りかかったので大きさ比較。
コッチが本宮です。
お寺なら数珠ストラップが有ったら迷わず買うんですが、神社では何を定番にしようか。
あ、イケネ!帰りのバスの時間確認しとくの忘れた。
チョット戻ろう。
巫女さん萌え〜。
うわわああアア〜トラブル発生!!
なんとバスの時刻が変わってる!!
実は計画を立てる時、2005年3月の時刻表を使っていたのだ。
その時矢印のバスは16時10分発だった。
これじゃ帰れない!
やむなく計画を変更、新宮経由で帰る事にした。
それでは時間が余るので周囲を散策しよう。
さっきの鳥居、やっぱでかい。
鳥居の先は旧本宮跡地になってます。
腹が減ってきた。
そういや昼飯がまだだった。
土河屋行きのバスが来たので道の駅ほんぐうに行ってみる事にしよう。
道の駅ほんぐうで遅い昼飯と洒落込む。
山菜蕎麦とライスを頼んだ。
テーブルにサービスで置かれてた紀州梅ふりかけが一番旨かった。
そばの河原で物思いに耽ってると新宮行きのバスが来た。
奈良交通の長距離便ではなく熊野交通の区間便である。
同じ熊野本宮〜新宮間とはいえ周遊券は熊野交通にしか有効ではないので注意。
終点新宮駅に到着。
旅もクライマックスである。
もっと新宮駅前のバスを見物したかったが最終の新大阪行きまで時間が無い。
改札に急ぐ。
おっと、三重交通だ。
三重、和歌山、奈良の三県バスが集まる新宮…
あかん時間が…
165系新宮夜行以来久々の新宮駅。
あの頃は青春18切符でとにかく列車に乗りまくる事しか考えてなかったなぁー。
駅前にこんなに素晴らしいバス達が集まっていたとは…
後悔してももう165系新宮夜行は帰ってこない。
新宮発の八木行きにはもう泊りがけでしか乗れなくなってしまった。
うわー懐かしい、まだあったんだ、思わず目頭が熱くなっちゃうよ。
タイル張りの水道に、立ち食いうどん屋。
普段はロクに洗顔しないのに、ココじゃ張り切って顔洗ってたナー。
165系新宮夜行の到着に合わせて開店するうどん屋、食べ終わる頃に松坂方面の一番列車のキハ58系国鉄急行色が入線してたっけ。
くッッ、涙が…
いかんいかん、時間が無い。
最終の新大阪行オーシャンアロー36号に乗車。
自由席はまたまた禁煙車満席で、喫煙者の居ない喫煙車はガラガラ。
今回コレばっかしですやん。
緊張の糸が解れ、二日間の疲れがいっぺんに出て眠ってしまった。
目が覚めるともう天王寺。
そして旅立ちと同じ新大阪駅環状線線直通ホームに到着。
向かいの東海道・山陽線特急ホームには旅情を掻き立てるお馴染みの名急行達がエントリーしてる。
長居すると色んな意味で体に悪い。
誇線橋に上がり立ち食い蕎麦屋で特価中のにしん蕎麦を晩飯に食べた。
あ、昼も蕎麦やったっけ…
223系新快速で三宮へ。
12連なので姫路寄りに乗って楽に着席。
三宮から阪神で魚崎に帰っておしまい。
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