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トレーラーコレクション第6弾
2012年3月発売。
前回はたった2種類だった40ftが今回は大増殖して7種類も参加。
第1弾からトレコレの代名詞ともいえる存在だった邦船3社がとうとう完全に無くなってしまいました。
30ftはちゃんと31ftよりも短くなっています。
リーチスタッカーやトップリフターがツイストロックを差し込むための穴が30ftと同じ位置にあるところを見るとJR貨物では標準ともいえる31ftは30ftを基準に無理矢理全長を伸ばしたようなスタイルであることが伺えます。
実は世界的には30ftのほうが標準的な寸法なのですが、日本国内においては道路交通法や貨車の全長などの都合で限られたスペースに目一杯積むために31ftが生まれてメジャーな存在になったのです。
30ftの取り扱いは基本的に31ftと同じ。
コンテナ2個積みの場合は赤、1個積みの場合は緑の下部のロック穴を図の緊締装置の位置に合わせて積載します。
1個積みの場合進行方向に対し赤い印ほうが前、黄色い印のほうが後ろになります。

ドルフィンプロフィア

ギガ

クオン
MSC・TSラインズ ドルフィンプロフィア
日野の羽マーク時代の最終バージョン。
現在も日野車のデコトラがよくフロントグリルの上に付けてる逆台形の行燈はこのマークのシルエットなのです。
この頃はスーパードルフィンと呼ばれてました。
フルモデルチェンジを機にそれまでのいかつい角型ライトから当時のセレガのものによく似た丸みを帯びてお洒落な横長ライトに変わったモデルです。
黄色いコンテナは成型色なのでちょっとチープに見えちゃうかな。
バンパー2種類が作り分けられてています。
MSCが装備しているタイプは何故かレンジャーに取り付けられてるのをよく見かけたものです。
Tex・KMTC ドルフィンプロフィア

この頃から提携先のトヨタの影響が色濃くなったのか羽根マークからトヨタ車のTマークを思わせるHマークに変わりました。
Hマークだけだと海外へ輸出した際にアピール不足になってしまうためか泥除けやバスのリアガラスなどに付ける「HINO」ロゴが別途用意されました。
当時テラヴィの愛称で呼ばれていました。
このモデルではノーマルとハイルーフが作り分けられています。
上のモデルとこのモデルの間にもう1代存在するのですがそれはトラコレ6弾ベースのトラコレ2台セットGで製品化されました。
ハパックロイド・チャイナシッピング ドルフィンプロフィア

フロントグリルがちょっと変化しました。
実車はHマーク両脇の部分はフラットブラックに塗られた凹みがあるだけのダミーです。
この次のフルモデルチェンジ以降は灯火規制によりフロントバンパーにヘッドライトを装備する現行モデルに変わってしまったのでこれがボディにヘッドライトを装備した最終バージョンとなってしまいました。
そのため特にレトロスタイルのデコトラのベース車としては現在でも人気の高いモデルです。
ハパックロイドは今回の7種の40ftの中でJR貨物が実際によく運んでいるのでコキ200に積載目的で買うならダントツでオススメ。
神原汽船・首都高 ギガ

このラインナップに混じってると何処のアジア系航路だろう・・と思ってしまいそうですが立派な日本の企業なのです。
一般色・日本通運 クオン

どう見てもオトナの事情でこうなったとしか思えない実在しないシルバーの30ft。
一体ナニを作ろうとして頓挫しちゃったんでしょうね。
アイコムのコンテナキットで31ftを製作されたことのある方は余ったデカールを活用するチャンス。
日通はNゲージ界で長きに渡って活躍してきた中、初の世界共通仕様のデザインの製品化。
コレはヘッドも含めてアジア方面でも普通に売れそうなのでトレコレに混ぜるようなセッコイことせずにオープンパッケージにして是非とも世界中のNゲージャーに手にしてもらいたいもんです。
JOT クオン

トレコレ第2弾が帰ってきたかのようなスタイル。
今回唯一の20ft。
日本通運 ドルフィンプロフィア
シークレット

オレンジの塗装に風防付き、ノーマルと色はもちろん形も微妙に違うコンテナなど久々の超豪華仕様のシークレット。
風防はトレーラーコレクション2台セットの物とは異なり行燈が付いている新規のものです。

(画像提供:泉海様)
無塗装モデル ドルフィンプロフィア
専用ケース付属品

トレーラーコレクション第6弾専用ケース付属品です。
TSラインズと同仕様のプロフィアの40ftです。
バンパーが別パーツになってるのがよく分かります。
床下は黒、シャーシは白です。
最終更新 2024/02/05
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