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ニッポンの働く車
2012年4月発売。
ニッポンの建設機械の続編?
今回はケンクラフト設計ではないが前作との共通点も多い。
レンジャー4種+シビリアン3種+シークレット1種の計8種。
レンジャー車両運搬車の荷台は可動式。
クレーンは前後方向にのみ可動。
付け外し可能なユニックを除いて後付けパーツなどは1つも無い。
濃い内容の解説書。
首都高速道路公団からの熱いメッセージもある。
前作同様未開封1BOXはノーマル7台が1台づつ+ランダムに3台のようである。
このランダム3台はそれぞれ重複しないので1BOXに同じものが3台以上入ることはない。
シークレットが入ってる場合はランダム3台枠ではなくノーマル7台枠に入ってくると思われるのでシークレットと入れ違いで無くなったノーマル1台をランダム3台枠で補完できなかった場合はノーマルコンプリート出来ない可能性がある。
なお前作と異なり車種は明記されていないので完全にブラインドとなっている。
そしてこれはあくまでも模型がおまけ扱いの「ガム」なのである。
パッケージは模型の写真にフォトショのポスタリゼーションのフィルタを掛けてイラスト風味にして試作品のあのガサツさを上手く隠している。
ちゃっかりパトライトもクリアパーツ風に仕上げているし、ついでにアルミウイングバンのキャブの前のめりも修正すればよかったのに。
あまりやりすぎると偽装表示になっちゃうかもしれませんからムツカシイでしょうけどね。

レンジャー

シビリアン
アルミウイングバン レンジャー

というわけで「!?」な出来だった試作品とは打って変わってかなりシャープな仕上がりで登場。
トラコレ5弾ワーキングビークル3弾の中間に当たるモデルです。
この次のフルモデルチェンジ以降は灯火規制によりフロントバンパーにヘッドライトを装備する現行モデルに変わってしまったのでこれがボディに標準でヘッドライトを装備した最終バージョンとなってしまいました。
先日出たトレコレ6弾のドルフィンプロフィアと同じ年代ということですな。
Hマーク両脇の部分にダミーのフロントグリルが追加されるという意匠も同じです。
アルミウイングバンはお化け4tを髣髴とさせる高い荷台が特徴。
風防が無かったら高速は相当ツラいんじゃないでしょうか。
デコトラにするなら巨大な行灯を置くスペースにもってこいなんですけどね。
長さは標準尺程度でナンバープレートは普通車サイズなので架装減トンを考慮すると積載量は2.8tほどと思われる。
平ボディ レンジャー

おなじちょっと分厚めのアオリで重量感タップリな平ボディ。
荷台のサイズはトラコレ5弾のレンジャーとほぼ同じ。
車両運搬車・首都高 レンジャー

おなじETCのステッカーがイカす首都高速道路公団仕様。
パトライトがクリアパーツじゃないのが惜しすぎる。

(画像提供:SR様)
車両運搬車・一般色 レンジャー

おなじキャブは簡単に取れますが中のシートパーツはシャーシにガッチリ接着されてるのでトラコレ5弾のレンジャーとキャブの交換をするのは一筋縄ではいかないようです。
折角のクリア成型ボディなのに助手席側の安全窓が透明じゃない・・安全第一でっせ。
首都高速取締車両 シビリアン

黄色い車体にスモークガラスが強烈な首都高仕様。
警察仕様のほうがスモークは似合ったんじゃないだろうか。

(画像提供:SR様)
検問車両 シビリアン

おなじ需要がありそうながらもなかなか出なかった警察仕様のマイクロバス。
バスコレではボンネットバスしか出てないので現代の警察署を作りたい方には強力な味方になること間違いなしだ。

(画像提供:SR様)
送迎車両 シビリアン

この車両は何を隠そうあのDMVのベース車なのである。
このモデルを「Nゲージサイズ」と銘打って出したからにはそこまで計算に入れてのことだろうか。
そんなわけで国産の市販量産品の中では最小サイズであるKATOのチビ客車用モーターを入れようとしましたが左右幅が0.5mmほど大きく無加工では入りませんでした。
ウエイトの塊が干渉するので金属の切断が出来ないとかなり厳しいです。

(画像提供:SR様)
幼稚園バス シビリアン
シークレット

ノーマルのラインナップに加えても違和感のなさそうなさっぱりとしたシークレット。
2枚折戸はよく見るとそれっぽく塗装してるだけで型はノーマルのプラグドアと同じです。
クリア成型ボディを生かして下段のガラスも透けてるのはマル。
なぜそのままプラグドアにしなかったのかと思って調べてみたら幼稚園バスは最新鋭の車両でも折戸なんですねぇ。
安全性からなのか他の理由なのかは分かりせんがまた一つ勉強になりました。
最終更新 2024/01/26
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